ウィーン2日目。
朝食はNordseeというシーフードレストランのオープンテラスで、
私はサーモンのサンドイッチを。
開店よりちょっと早かったみたいなんだけど、
ショーケースの前で物色していると、店員のお姉さんがお店を開けてくれた。
レストランですが、サンドイッチの種類がいっぱい。
カニのサラダサンドみたいなのもおいしそうだった。
そんなこんなで
まずはペーター教会へ。
緑のドーム状の屋根が素敵な教会なのだけど、正面が修復中で、
正面の写真がプリントされた布で覆ってあった…。
そしてやっぱり中にはいるとキンキラキンのゴージャスな内装が…
フレスコ画 やばい
いや、ここのは相当素晴らしかったのだけど、
街並みが好きな私としては、強すぎてちょっと食傷気味になってしまいました。
華美な装飾とか大好きな弟は始終大興奮。
全ての物をきっちり全部写真に収めるところが何とも…彼らしい。
私はざっくり写真撮って、後はその場の雰囲気に酔う派です。笑
写真ばっかり撮ってると、ゆっくり立ち止まって物を考えられないんだよね…笑
さてさて、今日は一日中いられるので、ちょっと遠出をしようと思います。
目指すはシェーンブルン宮殿。
遠出と行っても、シュテファン駅からかなりスムーズに移動もできました。
まずシェーンブルンの庭園に行ったのだけど、
植物園(熱帯ハウスとウェスタンハウス)があったので、入ってみることに。
入場料はセットで€6?
鳥こっちみんな
中はかなり広く、こんもり充実していたのだけど、なにせ私は早く宮殿に入りたい。
せっかく早起きしたので。
ですが、弟の性格なのか、洞窟のセットの中にいる動物を
律儀に全て写真におさめる 笑
ウエスタンハウスのサボテンも、全種類写真におさめる 笑
恐るべきコンプリート魂。なんかオタクらしい性格だな。。
ですが、なんと2時間くらい経とうとしていたので、
さすがに私もしびれをきらして、
早く行かないとかなり並ぶと思うから、そろそろ出ない?と提案。
暑いハウス内にずっといたので、ワゴンのアイスを買ってみた。
ピスタチオのアイス。100円くらい。クリーミィでおいしいのに安い。
そして中までたっぷり 笑
歩いて歩いて、やっと宮殿前に到着。
見事な彫刻の噴水があるのだけど、その裏側から見渡せる宮殿が凄すぎる。
天気は快晴。鮮やかな青と庭園の草花の色、宮殿の白が美しい…。
これが上の写真の逆フリ。そしてもっと引いて行くと…
合成ではありません。後ろに坂があって、その上にグロリエッテという建物。
そして宮殿の中に入るも、チケット売り場に長蛇の列。ほらぁ〜… 笑
並んでチケットを買うも、入場規制があり、
宮殿の中を見られるのが1時間後とのこと。
ちなみに宮殿内を見学するコースは2種類あり、
40室見られるグランド・ツアーと、
22室見られるインペリアル・ツアーがあるのだけど
もちろんグランドツアーをチョイス。
チケット売り場近くの軽食屋さんのでっかいプレッツェルも気になったけど、
とりあえずもうお昼なので、一旦宮殿を後にし、昼食をしに。
途中にあった謎の建物
本当は牛肉と野菜の煮込みスープのおいしい
ヒーツィンガー・ブロイに行こうと思っていたのだけど
地図通りに行っても場所がよく分からず、結局近くにあったカフェに入ることに。
ところがこちらのカフェ、有名なカフェ・ドンマイヤーでした!
ドンマイや…
セイロンティーと、お昼ごはん。
サーモンとオリーブのマリネと、
ウィーン名物ウィンナーシュニッツェル(ウィーン風カツレツ)。ついに!
このカツレツがやばいんですよ、とにかくデカい。
肉の厚みがあまりないのが特長で、その分衣の存在感が…!!笑
しかも茹でたジャガイモのオリーブオイル和えみたいなのもセット。笑
弟はカツレツにびびって、サーモンを完食。それぞれ半分ずつだったのに…
さすがの私も、ジャガイモはどうしても食べきれず…
でもカツレツはなんとか完食!
内装は赤&白が基調で、シャンデリア、クラシカルな木の家具が素敵でした。
トイレも赤と黒で落ち着いた雰囲気で、とてもきれいでした。
中庭も是非見て下さい、の看板あり。
ショーケースにあったケーキもほんとおいしそうだった。
そしてシェーンブルン宮殿へ。
撮影不可だったので画像はないけれど、とにかくすっごく豪華でしたw
中国・日本の調度品で飾られた部屋
(結構ごちゃまぜ状態…メインは白地に青の陶磁器かな)や、
青の壁紙・カーテンなどで統一された部屋、
インドの絵画を切って壁紙に再構築している部屋、
絵を、レリーフのような反立体の壁に描かせ、
絵画を飾っているように見せかけているだまし絵の部屋とか、
本当に私の説明力悪さじゃ何も伝わらないくらいの、各部屋の凝りよう。笑
そんなこんなで、帰る頃には結構日が暮れてました。
20:30から楽友協会でモーツァルトのコンサートがあるので、
ちょっと買い物をしてから早めの夕食へ。
といってもお昼のウィンナーシュニッツェルがおなかにたまっていたので、
カフェで夕食をとることに。
やってきたのはシュヴァルツェンベルクというカフェ。
創業1831年という老舗カフェです。
ここでジュースとグリーンサラダ、グラーシュをいただきました。
グリーンサラダは、日本でもありそうなお馴染みの味だったけれど、
それがお昼のカツレツのインパクトを払拭してくれた。
あああああっさり味や!!日本人の好きな味や!!(涙)
グラーシュは牛肉のトマト・パプリカソースのシチュー。
こちらも油っぽくなく、つけあわせのポテトのダンプリングは弟のお気に入り。
店員さんのサービスもスマートでよかったです。
買い物は、ザッハートルテ発祥の地、
ザッハーのホテルマンの衣装を着たテディベア。
鍵付きの木箱入り。
ホテルマン以外に、ウェイトレス、シェフのテディベアもあり。
あとザッハーのチョコレート。
ザッハートルテも売ってたけど、さすがにまだチェコ旅行もあるので…
ということで、買えず。
あと、ボンボン・アンツィンガーというお菓子の量り売りのお店にも行ってみた。
お店は小さく、殆どがショーケース。
ショーケースに、チョコレートなどの色々なお菓子がたくさん!!
これは買わなくともかなりときめきます!
ここではスミレの砂糖漬けをお試しで購入。
お味は、カリッと軽く、お上品な感じ。
食べると鼻にスミレのささやかな香りが抜けてく。
お茶うけに甘さもちょうどいいし、おいしい。
ウィーンのお土産にいいと思うな。
さてさて、そんなこんなで、楽友協会。
観光客向けの演奏会なので、中にはアジア人がうじゃうじゃ。。
(もちろん欧米の方もいましたが…)
スタッフはみんなモーツァルト時代のかつら&コスプレwwwをしてます。
ホールが素晴らしすぎました…。
金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金
どびらーーっっ
そしてもっと驚いたのは、ステージの上にも客席があるということ!
楽団の席の後ろにも団体席が。これはちょっと引いた…笑
団体様は日本人じゃないアジアンな方々。
演奏が始まったら撮影NGなのに、ステージ上を歩き回って撮影したりとか、
客席から丸見えなのにふんぞり返って座ったりとか凄かった。。
で、演奏がスタートしたのですが、、
本当に申し訳ないのですが、小生、クラシックコンサートが大の苦手なんでやす。
とてもクラシックピアノを12年続け、吹奏楽部にも4年居た人間とは
思えないのですが、本当にだめなんです。
寝てしまうんです。2曲目まで持った事ありません。
しかもスメタナとかラフマニノフなら好きなんですが、
よりによってモーツァルトでしょ…
まじ、、無…理……グゴーーー。
ということで始終爆睡。もー無理。ほんと無理。
眠くないのに睡魔に襲われて、無理に目を見開こうとすると更に気持ち悪くなる。
私は音楽を静かに座って聴くということができないみたいです。
もっと、クラシックでも、みんなお行儀良く静かに座って、じゃなくて
もっとライトに聴けるようになればいいのに!と切に願います。
ほんとごめんなさい 笑
弟に、
「おい姉貴なんで寝てんだよ!!眠くなったら神経を集中させればなんとかなる」
と言われたのだけど、無理して神経集中させなきゃいけないなら
それは私にとって音楽じゃない、苦痛以外の何者でもむにゃむにゃ
でも、演奏はうんやっぱり観光客向け?って感想だったよ…笑
スタンディングオベーションまで起こってたけど、、
そして演奏終了後、22:30頃だったのだけれど
弟が「俺はこれからザッハーにザッハートルテを食べに行く」
と言い出すので、私はさすがにこの時間は無理…どうぞいってらっしゃい!
と言ったら
やっぱりびびって帰ってきてた。。笑
そんなこんなで2日目終了…次回はついにウィーンにさよならです。